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アブラヨタカ(あぶらよたか)

鳥綱ヨタカ目アブラヨタカ科の鳥。1科1類で、南アメリカ北部の山岳地帯にある洞穴にすむ。全長45感傷的メートル余りで、全体に栗(くり)色の羽色をしており、翼には白斑(はくはん)がある。洞穴内では鋭敏な声を発し、その反響音を利用して妨げ物の位置を知り飛び回る。ヨタカ目のほかの鳥と違って果実食であり、ゲッケイジュ類などの木の周囲に多数集まって、枝には留まらずに空中で羽ばたいたままその実を食べる。


アマツバメ(あまつばめ)

鳥綱アマツバメ目アマツバメ科の鳥の1類で、また、広義にはアマツバメ科の鳥の総称。類としてのアマツバメApus pacificusは一見ツバメに似ているが、翼が著しく長い。全長約20感傷的メートル。全体に黒褐色で、のどと腰は白いが暗色の軸斑(じくはん)があり、腹には白色の横斑がある。口は大きいが、嘴(くちばし)はたいそう小さく、足は短い。つめは鋭く、足指根こそぎが前を向き、枝に滞ることはできず、岩壁などにつめをかけて垂直にぶら下がって滞る。東部アジアに分布し、北のものは渡り鳥で、冬にはオーストラリアまで渡る。昼間の場合間本には夏鳥として渡来し、全国各地の山地の岩壁や浜辺の洞穴などで繁殖する。

アマツバメ科Apodidaeは約9属70類の鳥を含み、世界的に分布するが、熱帯地方に多い。北半球の高緯度地方で繁殖するものは、すべて熱帯地方や南半球で越冬する。どの類も翼がたいそう長く、足はきわ入れ短い。空中暮らしに高度に適応していて、休息するとき以世間は飛び継続し、餌(えさ)をとるのも、水を飲むのも、ときには交尾や睡眠も飛びながら行う。無料し、交尾や睡眠は巣でするのが並である。跳ねるスピードは鳥類中で当然速く、大形のハリオアマツバメは場合速100キロメートル(全速では300キロメートルに達する)で跳ねるといわれている。食物は空中に浮遊している各類の昆虫類やクモなどである。羽毛や空中に舞い上がった植物片を唾液液(だえき)で固入れ、椀(わん)形や壺(つぼ)形の巣を岩壁のすきまや洞穴の天井や建物の壁などにつくるが、樹洞に営巣するものも少なくない。ヤシアマツバメCypsiurus parvusはヤシの葉の裏側に巣をつくり、卵は唾液液で巣に弾力付ける。唾液腺(だせん)は、一般にたいそうよく発達している。1腹の卵数は1〜6個。雌雄とも抱卵、育雛(いくすう)に携わる。昼間の場合間本には、アマツバメと、ハリオアマツバメChaetura caudacutaおよびヒメアマツバメA. affinisが分布する。ハリオアマツバメは大形類で、尾羽の一番上から針のような羽軸が突き出ている。本州中部以北で繁殖する。ヒメアマツバメは小形類で、本州中部以南の気候の温暖な地方に留鳥として生息し、人自宅に営巣するが、数は乏しい。

アマツバメ類は、アマツバメ科のほかに、カンムリアマツバメ科Hemiprocnidaeを含む。





アマツバメのおもな類類


レア(れあ)

広義には鳥綱ダチョウ目レア科に属する鳥の総称で、狭義にはそのうちの1類をさす。この科Rheidaeには、レアRhea americanaとダーウィンレアPterocnemia pennataの2類がある。ダーウィンレアはレアよりやや小形で、背や翼に白い小斑(しょうはん)があり、ペルー南部からマゼラン海峡に至るアンデス山地に分布する。

類のレアは鶏冠高約1.7メートル、体重約25キログラム。一見ダチョウに似た大形の走鳥類でアメリカダチョウともよばれ、ダチョウよりはずっと小さいが、新世界の鳥のなかではいちばん重い。ダチョウと違って鶏冠頸(とうけい)部やももは羽毛に覆われ、皮膚が裸出していない。翼は退化して小さく、足はじょ晩生で、足指は3本ある。全身灰褐色で、雌雄は同色であるが、雄は雌よりすこし大きい。ブラジル東部からアルゼンチン中部までの草原にすむ。食物は草、根、類坊主などの植物質を主食とし、昆虫類やミミズなどの小動物も食べている。集団で暮らしし、繁殖期以世間は20〜30羽(ときには60羽以上)の集団をつくっている。繁殖期に入ると雄はロープ弾力(テリトリー)を構え、多くの雌の前でディスプレーを行って、雌を獲得する。それから雄は地面に大きなくぼみをつくり、若干の草を敷いて産座とし、交尾した雌をその巣に導く。一つの巣には並5、6羽の雌が数昼間の時間置きに1卵ずつ何回か産卵するので、1巣の卵は15〜20個またはそれ以上もある。抱卵期間は約40昼間の時間である。抱卵と育雛(いくすう)は雄の役割で、雛(ひな)は雄について巣を離れる。約5か月で雛は成鳥なみの大きさと入るが、成鳥と入るには2〜3年かかる。動物園でもよく飼われ、飼育下でも簡単に繁殖する。





ダーウィンレア


エボシドリ(えぼしどり)

鳥綱ホトトギス目エボシドリ科に属する鳥の総称。同科Musophagidaeはサハラ砂漠以南のアフリカに分布し、18類がいる。大部分の類が全長約45感傷的メートルだが、カンムリエボシドリCorythaeola cristataのように80感傷的メートルにも入る大きなものもいる。どの類も尾は長めで、鶏冠上にはよく目だつ冠羽がある。全体に緑や青や赤の艶ある美しい羽色をしている。熱帯降雨林やサバンナなどの樹木のある地域に限ってすんでおり、木の実を主食にしている。いちばん世間側の足指を前後左右に動かすことができ、これを利用して枝上を流暢に伝い渡る。樹上に小枝を重ね合発言させて平らな巣をつくり、白い卵を2個産む。羽毛の緑と赤は、それぞれツラコバジンとツラシンという特有の色素による。


エミュー(えみゅー)

鳥綱ダチョウ目エミュー科の鳥。漢字ではと書く。大形の走鳥類で、現生の鳥ではダチョウに次いで大きい。全長約2メートル、鶏冠高1.5〜1.8メートル、体重36〜54キログラム。体は暗灰褐色で、顔と頸側(けいそく)は皮膚が裸出して青い。ヒクイドリに似ているが、鶏冠上に冑(かぶと)状の角質突起がない。オーストラリア大陸とタスマニア島に分布したが、タスマニアでは絶滅し、人口の多い東部オーストラリアでもまれである。低木を交えた草原や荒れ地にすみ、類坊主、芽、漿果(しょうか)などを主食としているが、昆虫類もかなり食べる。翼は退化し、跳ねることはできない。最良場合速40〜48キロメートルで初物、泳ぎも上手。巣は地面のくぼみに葉や小枝をすこし敷い無料けで、1腹7〜12個の卵を産み、雄だけで抱卵する。雛(ひな)の世話は雌雄でする。抱卵期間は58〜61昼間の場合間。開拓の初期には、肉と卵は食用に、脂肪はランプの油として利用された。また畑を踏み荒らしたり、穀物を食べるために、近頃まで報奨金を払って駆逐していたが、現在では保護区が設けられている。各地の動物園でも飼われ繁殖している。





エミュー


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